目の見えない柴犬の振り返り犬人生

目の見えない柴犬はなと過ごした15年半の振り返りブログ

ご飯を食べなくなっても

15歳と3ヶ月ぐらいで、はなは、ご飯を食べなくなってしまいました。

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「ごはん、いらないワンー。」

 

缶詰のフードに変えてもだめだし、もうお肉もチーズも食べようとしません。
でも、なぜか「しるこサンド」は、少しかじります。
病院の先生も、「食べられるものだけ、食べれれば」とのことでした。
 
 
ときどき気が向くと、卵焼きや魚を食べたりします。
さんまを焼いたら、匂いに釣られてやってきて、少し食べてくれました。
塩焼きだったけど、もう好きなもの食べていいって言ってたから、許す。
次の日の朝も、
「昨日のサンマありますか。」と足元にやってきました。が、もうなかった。
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「サンマ、もう無いワンかー。」
 
腿のお肉がだいぶペッタンコになってしまいましたが
まだ歩けています!

 

 

点滴の日々

15歳と4ヶ月くらいで、ご飯を食べなくなってしまったはなちゃん。

もともと悪かった肝臓が、とても悪くなってしまったことが

原因でした。

入院とか、積極的な治療はもう望まず

家でできることだけして、過ごすことにしました。

で、少しは楽になるであろうということで

皮下点滴だけ、行っていました。

病院では暴れまくるはなちゃんでしたが

意外にも家ではおとなしく注射されるはなちゃん。

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でも、点滴のあとは、たまに液が顔の方まで来て

ブサイクな顔になっちゃう。笑

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点滴すると、少し元気になるはなちゃんでした。

 

お世話になりました

我が家の長女、目の見えない柴犬はなちゃんは、15歳5ヶ月で、なくなりました。

亡くなって数年が経ちました。

はなちゃんの、犬生をさかのぼるブログです。

 

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はなちゃん、亡くなるちょっと前。

最後は、家族全員に見守られて、穏やかに旅立ちました。

夕方、一度息が止まったのですが、お父さんがまだ帰っていなかったので

思いとどまったのか、息を吹き返しました。

お父さんが帰ってきてから、夜、「クーン!」と一声なき、みんなが駆けつけたら

息が止まりました。

それから、2回くらい息を吹き返して、ちょっとドリフのコントみたいになった後

穏やかに亡くなりました。

最後の1ヶ月半くらいは、つらそうだったので、もう行っていいよ、良かったね、

という感じでした。

楽しかったね。幸せだったね。ありがとう。

という旅立ちでした。